FXをこれから始めようとしている方や、FXをしていてもなかなか稼げていない方…。
そういった方にぜひ本記事は読んでいただきたいと思い、執筆いたしました。
【実録】2021年、実際に米ドル円で元手30万円を100万円まで増やした方法をご紹介いたします。
なぜ30万円からスタートしたのか…売ろうか迷ったときにどういったことを基準に考えたのか…
など、ターニングポイントで考えたことややったことも掲載していますので、1つでも参考になればと思います。
※ 米ドル円で元手30万円を100万円に増やしたのは、当サイトのライター馬場です。
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つまり、短期トレードでも長期トレードでも、幅広い取引に対応した超ハイレベルバランス型証券会社と言えるでしょう。
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米ドル円投資に「元手30万円」は妥当な入金額か?
FXは数ある投資の中でも、少額投資ができる投資手段です。
株なら信用取引をするのに最低30万円は必要ですし…
1株6,000円や、1株が10,000円を超えている大型株は×100の資金、元手がないと、最低単位の100株ですら買えません。
また、もっと大きな投資で言うと、不動産投資などもありますが…
マンション1棟買うとなると、億を超える融資(借入)をして始める方もいらっしゃいます。
そういった中でも、FXは【松井証券FX】だと1通貨~(100円取引)取引ができますし…
投資通貨量を多めにしても、レバレッジを大きくかけることで少額投資が可能となります。
【例】レバレッジ25倍・メキシコペソ/円・10万通貨の場合
メキシコペソ/円(1ペソ = 8円)とした場合…
10万通貨 × 8円 ÷ 25(レバレッジ倍率)= 32,000円
最低限32,000円あれば、10万通貨分のメキシコペソ/円を運用することができます。
元手(入金額)を30万円にした理由
【例①】1万通貨・米ドル/円取引(1ドル = 100円として)
1万通貨 × 100円 ÷ 25(レバレッジ)= 40,000円
この5~10倍なので…
元手は20万~40万円を準備すると安全な取引が行えます。
【例②】10万通貨・メキシコペソ/円取引(1ペソ = 8円として)
10万通貨 × 8円 ÷ 25(レバレッジ)= 32,000円
元手30万円を米ドル円で100万円にまで増やした方法
【元手30万円を100万円まで増やしたステップ】
- まずはじっくり売買計画を立てる
- 最初は10万円から投資してみる
- 投資額を30万円に増やしてやってみる
- ファンダメンタルズ分析から今後のレートを予測する
- スワップポイントとのバランスを考える
- 資金を一気に投下
- 見事に予測的中【目標100万円達成】
では1つずつ解説していきますね。
まずはじっくり売買計画を立てる
この取引前の計画が「元手30万円を100万円にする」ための全体の80%を占めている…
といっても過言ではありません。
それくらい、取引前の「売買計画・資金計画」は重要です。
私が立てた「売買計画」は次の通りです…
- 通貨ペアをどれに絞るか
- 1日どれだけの利益を目標とするか
- スワップポイントのことも考えて「買い」で入れるタイミングか
取引する前に、この3点を特に重視した「売買計画」を立てます。
※ 計画の具体的な立て方は、後ほどご紹介いたします
最初は10万円から投資してみる
私が選んだ通貨ペアは、「米ドル/円」です。
理由としては…
- 円安・円高の予測がしやすい
- ユーロや他通貨よりも馴染みがある
- 王道「米ドル/円」で利益を出せたら、きっと他の通貨ペアでも稼げる
と思ったからで、実際にこの予想は的中しました。
日本でもアメリカの経済ニュースは多く飛び込んでくるので、米ドル/円はやっぱり日本人には扱いやすい通貨ペアですね。
まずは、いきなり30万円は投下せずに、10万円取引から始めてみることにします。
ちなみに、今回の取引をやり始めた当時の米ドル/円レートは「109.482円(2021年7月末時点)」。
米ドル/円を10万円分・レバレッジ25倍で「買い」で入ります
10万円 ÷(109.482円 ÷ 25)= 22834通貨なので、20000通貨を買います。
20000通貨だと「1pips = 0.01円 = 200円」の利益になるので…
これが10pips = 2,000円の利益が出るまで待って…2,000円の利益が出た時点で「一度、利確」します。
10pipsの変動であればチャンスは1日に何回もありますので、利益が1日10,000円になるまで繰り返します。
(簡単に書いてますが、デイトレ用のテクニカル分析はかなり勉強しました)
投資額を30万円に増やしてやってみる
2021年7月30日以降、1日10,000円の利益を目標に…
2021年8月いっぱいで、デイトレだけで月15万円以上を稼ぐことに成功。
2021年7~8月はレンジ相場が続いて、10pipsのレート変動は頻繁にあったので取引しやすい環境でした。
ただ、これは偶然ではありません。
そこを計画時点で読み取り、エントリーするタイミングを考えて7月30日にしました。
ここまでコンスタントにデイトレで稼げてきたので、次は投下資金を上げて30万円分にしてみます。
単純に、現在の20000通貨を3倍の60000通貨に…
1日の利益目標も3倍の30,000円に引き上げました。
2021年8月末の時点で元手30万円が、約47万円にまで増えていきます。
FX取引をする上で「エントリーポイント(売買するタイミング)」はとても重要です。
そう考えると、やはり「買い」でポジションを取る方が稼げる確率が高まります。
ならば、「買い」で入るとマイナスになってしまうショートレンジ(下げ相場)では基本的にエントリーしてはいけないんです。
※ ショートレンジにはショートレンジの攻め方がありますが…
ファンダメンタルズ分析から今後のレートを予測する
続いて、9月に入ってから9月20日までで、1日30,000円のデイトレ目標にしてから…
元手30万円を、約65万円にまで増やすことに成功。
さて、FXの面白いところはここからです。
2021年9月20日…
アメリカがFOMCで「政策金利(FRB)の据え置き」を発表しましたが、その際のパウエル議長の発言の中で…
この発言は、世界的に相当大きなBIGニュースになりました。
あの世界の大国アメリカが、金融の引き締めを長期化・継続し続けることを世界に宣言したからです。
もちろん世界もこの流れに追随する流れとなり、世界的な円安が始まるのです。
この発言は、これからまだまだ「ドル」の価値は上がっていきますよ…と言っているようなものです。
この時のレートでまだ「1ドル = 110円」を超えた程度。
この発言があってから米ドル/円のレートはこれからも間違いなく上がっていくと確信があったので…
その時点での資金のうち50万円分を中期投資に切り替えて、残り10万円をデイトレ用の資金として担保しておきます。
これは自分の考えとも一致したので、これからも円安方向に進むと考えたのです。← この予測と根拠が大事!
スワップポイントとのバランスを考える
「買い」ポジションは、ひとまず「1ドル = 115円」を目標にして注文を入れます。
その理由としては…
「1ドル = 110円」が115円になると、pipsで言えば「500pips」です。
この時点で50万円分の米ドルの通貨量は…
50万円 ÷(110円 ÷ 25)= おおよそ11万通貨の保有。
1万通貨で1pips = 100円の利益ですから…
11万通貨の場合は、1pips = 1,100円の利益…
つまり、11万通貨で500pipsの値幅が取れれば、1,100円 × 500pips = 55万円になり、
100万円に到達できると計算したからです。
その間に、10万円分残しておいたデイトレ用資金で1日10,000円の利益を目標に引き続きトレードをして保険をかけます。
資金を一気に投下する
さて、予測通り10月18日までに米ドル/円は「1ドル = 114.5円」にまでレートを上げました。
115円まで一気に届くか…と思いきや、ここから11月にかけて徐々に113円台にまでジリジリと下げてきます。
1ヶ月保有していても、2,000円くらいのものです
ここで私は迷います。。。
114.5円をピークにしてこのまま終わっていくのか…
そこで改めて、ファンダメンタルズ分析に戻ります。
次のFOMC開催日は、12月12・13日ですから、この時点であと1ヶ月あります。
次のFOMCの予想は多くのアナリストが、この時点で「再度、据え置き」ですので、一気に円高になることはまずない…。
つまり、この113円までのレート下げは、一時的なものでこのまままた上がり続けるのでは…と思い…
11月に入ってから、その時点で貯まっていた資金(約70万円)を一気に「買い」ポジションに投下します。
今後の動きをもう一度、改めて予測し直しましょう。
予測見事に的中【目標100万円達成】
11月9日の時点で「1ドル = 113円台」。
ここで70万円分の資金を一気に投下…つまり、70万円 ÷(113円 ÷ 25)= 15万通貨を一気に投下した訳です。
目標の100万円まで残り30万円。
つまり、15万通貨あれば「1pips = 1,500円」ですから…200pipsあれば、30万円の利益を得られます。
113円から200pipsは「1ドル = 115円」になり、以前から115円を目標にしていたことの裏付けにもなりました。
デイトレをやめて、ここからスイングトレードで「115円」を目指すことに。
結果…
11月23日に115円を超えて、目標の100万円を超えることができました。
目標達成ですべてを利確したことが後に…
2021年11月に、約3ヶ月かけて目標100万円を達成しました。が…
そこで、私はすべての保有ポジションを決済・利確します。
それはなぜか…
1ドル = 113円から115円までの値動きがあまりに急だったためです。
違和感を感じたら一旦逃げるが鉄則
11月9日で一気に70万円分(15万通貨)を買い、そこから115円に到達する11月23日まで約2週間。
これは今までの値動きから見ると、あまりに早すぎる(急すぎる)展開でした。
つまり、12月のFOMCを前に、多くのFX投資家たちがこぞって「買い」を入れてきたことを意味します。
急な「買い」には、急な「売り」が付き物ですから、キリの良い115円を超えた時点で、ある程度の覚悟を決めます。
もちろんこれ以上に上がる可能性もありますが、目標を達成しているということもあり、一旦すべて決済しました。
すると…
11月23日から1週間以内に、1ドル = 113円にまで下落。。。
ギリギリセーフ…といった印象です。
急な「買い」変動には、必ず急な「売り」変動(逆も然り)があることを意識しておきましょう。
冷静にチャートを分析して…
ただ、11月9日に同じく113円まで下落して、そこからまた上がっていった過去がありましたよね。
(私がこのまま下げ相場になるのか?と迷った時です)
改めてこれまでの値動き・チャートを見直し、私は113円が今の底値なのでは?と思い…
マイナス50,000円になったら損切りするつもりで、目標達成額の半分の50万円分(11万通貨)を「買い」ポジションで投下。
11万通貨 = 1pips 1,100円ですから、50pips = 0.5円分下がったら損切り…
それ以上に上がったら放置…というスタンスで保有しました。
幸い112.5円よりも下げることなく(危なかったですが)、そのまま12月のFOMCも「政策金利は据え置き」と決定。
このまま円安が続くと確信し、一気に投下資金を倍の100万円分にして、また115円を目標に切り替えました。
この予測も見事に的中し、12月だけで約40万円の利益を出すことに成功。
また、1ドル = 115円ですべてのポジションを利確しました。
元手30万円は結果150万円近くに
2021年7月30日に、元手30万円から始まったトレードは…
結果…
2021年12月31日までの約4ヶ月で、おおよそ5倍の150万円にまで増やすことができました。
ここから大「円安」時代に突入
ただ、2024年1月現在で、1ドルは145円を超えています。
2022年3月「1ドル = 115円」から約1年半かけて、2023年10月に「1ドル = 150円」を超えたところをピークに…
1ドルは140円~150円をウロウロする大「円安」時代時期に入ります。
もちろん、私がこの波に乗らない訳がありません。
私もこの波にしっかりと乗り、なんやかんやトータルで500万円以上を稼ぐことができています。
1ドル = 115円が、まさかの150円になる機会なんて、歴史的にも次起こるのは何十年先かわからないですからね。
「150円 – 115円 = 35円分 = 3500pips」の大変動です。
1ドル = 115円の時に100万円分の米ドルを買って、150円で売ることができれば…
単純計算で、770万円の利益を得られた上に、そこにスワップポイント利益も上乗せされると考えると…ざっと800万円の利益ですね。
これが100万円分ではなく、200万…300万と元手が増えていれば、元手に比例して1000万、2000万と増える訳です。
この時期に大きな利益を取れたトレーダーもきっと多くいたでしょう。
取引前の売買計画が成功の80%を決める
今回の「元手30万円」を100万円に…150万円に…そして最終的には500万円にまで膨らました背景には、いろいろな戦略がありました。
ここでその戦略をまとめましたので、解説しておきますね。
まずは元手30万円で取引する前の「売買計画」についてです。
通貨ペアの選定方法
この売買計画が今回の成功の80%を占める…と言っても過言ではありません。
売買計画の内訳は…
- 通貨ペアをどれに絞るか
- 1日どれだけの利益を目標とするか
- スワップポイントのことも考えて「買い」で入れるタイミングか
通貨ペアの選定基準は、「予測しやすい」かどうか…。
取引する以上、予測がしやすい通貨ペアの方が勝負に出やすいので、「米ドル/円」に選定。
※ ユーロ圏や他国通貨圏の経済情報に強い人は、そこの通貨ペアでも良いと思います
1日の目標値は現実的に
次に、1日どれだけの利益を取るか…は…
ひとまずキリの良い、10万円分で1日10,000円といった叶いそうな利益目標に掲げました。
ここも重要なポイントで…
先述しましたが、「一気に大きな利益を取りにいかないこと」です。
FXは株と違って、仕手もいなければ大化けする可能性の決算もありません。
日々の変化・変動にうまく反応して、コンスタントに利益をコツコツと積み重ねることこそがFXの醍醐味です。
今が「買い」なのか「売り」なのかを判断する
これから目標を決めて動き出そうとするならば、これから上がるのか…下がるのか…のある程度の予測は必須です。
これから上がるだろう…と予測したなら「買い」を。
下がるだろうと予測したなら「売り」になります。
FXは「買い」も「売り」も気楽にできる投資ではありますが…
「買い」も「売り」もどっちも取ろう…と考えて良いのは、スキャルピングやデイトレのような短期取引のときだけ。
ある程度のスパン(数週間~数ヶ月)で目標を立てる場合は、一定方向に照準を絞る方が、欲が出ない分、計画もシンプルになります。
米ドル円で元手30万を100万まで増やした方法【まとめ】
米ドル円で元手30万円を100万円までに増やした方法の中で、いくつかのポイント(ターニングポイント)がありました。
② 目標値は、叶えられる程度の身近な目標にすること
③ 決めた通貨ペアが上がるのか…下がるのか…また、その根拠(理由)となるファンダメンタルズ分析や、テクニカル分析を身に付けること
④ 判断が求められたときこそ、冷静に次の予測を立てること
⑤ エントリーするタイミング(エントリーポイント)を慎重に選ぶこと
これら5つのポイントを、ここぞという重要なタイミングでこそ、特に重視して取り組むことで、元手の何倍もの資産を増やすことができます。
もちろん、今回の私の取引には「タイミング」が大きかったことは自覚しています。
1ドルが110円から150円になる大変動の時期でしたからね。
もうこんな時は私が生きている間に何度くるか…くらいの大変動でした。
しかし、こういったタイミングを逃さないこと…これこそが、FXで大きな資産へと膨らますべき「時」です。
そしてこれからは「1ドル = 150円」から110円台にまでおそらく戻してくる時期に入ってくるでしょう。
あなたがこの変動に乗れさえすれば、私以上の資産を形成することができるかもしれません。
しっかりと今のうちに、先を読む力を養っておきましょう。
【FX初心者が取引前に読んでおきたい「ライター馬場」が執筆した記事】
☟ライター馬場が今回の取引で使ったFX証券会社は【DMM FX】です☟
いきなり100万円の利益を狙うのではなく、1日10,000円…つまり月10万〜20万円を目標にして、徐々に大きな投資額にしていくところがミソです。