FX取引において、ドル円の2024年の動きは非常に気になるところです。
2024年1月現在では平均して1ドル145円…
2024年の最新情報として…ここから上がるのか?下がるのか?
もしも予想が当たったら大きく稼げるはずですよね?
今回は、2024年のドル円は上がるのか?下がるのか?を、2023年までのドル円の推移から予想してみましょう。
【過去5年間】ドル円のこれまでの推移
ドル円の過去5年間の推移は…
2019年~2020年のコロナショック前までは、1ドル105~110円の間を行ったり来たり…のレンジ相場が続き…
コロナショックの2020年4月以降、徐々に1ドルは108円から103円台にまでレートを下げることになります。
そして2021年に1ドル103円を付けてから、さすがに下がり過ぎなのでは?との思惑や…
コロナショックの波にアメリカ経済が上手く乗れた影響もあって…
2021年の年末にかけて…1ドルは115円にまでジリジリと上げていくことに。
そして、2022年アメリカ政策金利が遂に動き出し、3月に0.5%へと切り上げてから円安は加速度的に上がっていきました。
【アメリカ政策金融金利の推移】※ 単位:%
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
2022年 | 0.25 | 0.25 | 0.50 | 0.50 | 1.00 | 1.75 | 2.50 | 2.50 | 3.25 | 3.25 | 4.00 | 4.50 |
2023年 | 4.50 | 4.75 | 5.00 | 5.00 | 5.25 | 5.25 | 5.50 | 5.50 | 5.50 | 5.50 | 5.50 | 5.50 |
この表の通り、アメリカの政策金利は2022年から2023年にかけて、段階的に5%以上も上げることになります。
この金利上昇と並行して、2022年からドル円も…
- 2022年1月:115円台
- 2022年10月:147円台
- 2023年1月:127円台
- 2023年11月:151円台
- 2023年12月:141円台
急上昇・急降下を繰り返し、2024年1月現在では1ドル148円となっています。
では、これからドル円は上がるのでしょうか?下がるのでしょうか?
【2024年最新】ドル円は上がる?下がる?大手金融機関の見通し
では、2024年最新版のドル円は上がるのか?下がるのか?
大手金融機関や証券会社、投資会社などはどのような見通しをしているのでしょうか?
今回は代表して7社が配信している情報を、わかりやすく編集・要約しましたのでご紹介いたしますね。
【三井住友DSアセットマネジメント】の予想
2024年のドル円相場を見通す上では、引き続き日米金融政策が重要な材料と考えます。
まず、米国の金融政策について…
米連邦準備制度理事会(FRB)は2024年4月30日・5月1日に開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)において25ベーシスポイント(bp・1bp=0.01%)の利下げを開始するとみています。
その後、7月30日、31日開催のFOMCと、11月6日、7日開催のFOMCで25bpずつの利下げが行われると予想します。
次に、日本の金融政策について、弊社は日銀が3月中旬に迎える春季生活闘争(春闘)の集中回答日における賃上げ傾向の継続を確認した後…
4月25日、26日の金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の撤廃と、マイナス金利の解除を決定するとみています。
また、マイナス金利解除後は当面、ゼロ金利政策が続く可能性が高いと考えています。
引用元:三井住友DSアセットマネジメント
逆に日銀はマイナス金利の「解除」を予想しています。
☞ ドル円が何円になるか…とまでは名言していませんが…日米の金利差は縮まる = 円高方向に進むと予想
【みずほリサ-チ&テクノロジーズ】の予想
2024年について、ドル円は足元の円高基調が継続し、秋口にかけて1ドル=120円台後半まで円高が進行後、年末にかけてやや値を戻す形で円安を予想。
①FRBによる利下げ等を受けた日米金利差の縮小
②投機筋による円売りポジションが高水準で、ポジション解消余地が大きい点等が背景にある。
③米大統領選挙開催年のアノマリーとして、選挙前は円高、選挙後は円安となる傾向がある。
引用元:みずほリサーチ&テクノロジーズ
2024年末には少し円安に戻すか!?
といった予想ですね。
【インヴァスト証券】の予想
2024年、当面は揉み合い相場からスタートし、エリオットのABC値から、140.97と146.59のブレイク。
このブレイクから127.23~151.95のブレイクが発生して、大きなトレンドとなる可能性に注目しています。
ただ、現状の日本経済に対する円安の悪影響批判からは、再び1ドル152円を超える動きがあっても、日銀の介入が出るリスクが残っています。
そうなると再上昇しても、1ドル150円が限界となる可能性も。
一方下値は、前述の140.97を割れる動きがあっても、月足のネックラインは強く、年間レンジを過去の動向から20円程度とすれば…
2024年の想定レンジを、130.00から150.00としたいと思います。
引用元:インヴァスト証券
☞ 上振れる場合は、日銀の介入を考えても1ドル150円が天井。
下げた場合は、1ドル130円までは視野に入れている。
といった分析・予想です。
【株探】の予想
2024年に入っても物価動向と各国の金融政策動向が大きな材料となると見ています。
12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示された2024年末時点での米政策金利水準見通しは4.50-4.75%と、2024年中に3回の利下げを示唆しました。
市場の期待はより激しいものとなっており、金利先物市場および短期金利市場での2024年末時点での政策金利見通しは3.50-3.75%と3.75-4.00%が拮抗。
2024年中に6回もしくは7回の利下げを見込んでいます。
利下げ開始時期としては3月という見方が広がっています。
一方、日本銀行のマイナス金利解除期待も広がっています。
2022年4月以降、1年半以上にわたって消費者物価指数(生鮮除く前年比)がインフレターゲットの2%を超えており、マイナス金利を続けるには無理があるとの見方が海外勢を中心に強まっています。
植田日銀総裁が就任以降掲げている「賃金上昇を伴った」2%の物価目標という観点からは、春闘の状況を確認し、その後3月か4月の会合でマイナス金利を解除するとの見方が一般的になっています。
米国の利下げは、米景気のサポートという面では米株式市場などの好材料となりますが、金利差が大きなファクターとなる外国為替市場ではドル売り材料となります。
さらに、日本が-0.1%から0%へわずかながらも利上げすれば、日米両面からのドル安・円高圧力となります。
とはいえ、米FRBが示唆した3回利下げ程度であれば、日銀がゼロ金利に戻したところで金利差はかなり大きく、日米金利差を狙った取引が継続する形で下値を支えそうです。
一方、金利市場が期待するような積極的な利下げが進むと、ドル円が大きく崩れる可能性があります。どこまで利下げが進むか、カギを握る米雇用情勢などを睨みつつの展開が見込まれます。
ドル円は7月に付けた137円台が最初のポイント。
1月に付けた2023年の安値127円23銭を割り込む可能性も十分にあります。
引用元:株探
☞ 137円のブレイクポイントを超えると、2023年最安値の127円も下回る可能性を示唆しています。
ポイントは、アメリカ政策金利よりも、日銀の動き次第…といった印象でしょうか。
【SBI証券】の予想
現状でFRBが緩和に転じると見込まれているものの、12月15日にNY連銀ウィリアムズNY総裁が「現在、利下げについて全く協議していない」「3月利下げについて考えるのは“時期尚早”」「市場は恐らく予測よりも強く反応している」などと発言。
米長期金利の低下を受けて週間ベースで7週続伸したNY株式市場の堅調に支援され、米個人消費支出が予想以上に堅調が続く可能性もあり、米経済が想定以上に底堅く推移すれば利下げへの転換が後づれする可能性もあります。
さらに、来年は大統領選を秋に控えていることから、景気対策への期待が高まるかもしれません。
トランプ前大統領の優勢が高まれば円安批判やFRBへの金融緩和要求への思惑が想定以上の円高が進む可能性となるなど、混沌とする国内も含め政治的要因が為替市場に及ぼす影響にも注意が必要です。
引用元:SBI証券
2024年11月のアメリカ大統領選を強く意識していますね。
☞ もしかしたら、想定している以上の「円高が進む」可能性も示唆しています。
【日本経済新聞】の予想
結論から言えば、24年のドル/円相場は「金利も需給も22~23年と比較すれば円高圧力は強まる」というのが合理的な予想になる。
世界の資本コストであるフェデラルファンド(FF)金利の引き下げが見えてくれば、為替に限らずさまざまな資産価格が逆回転を強いられる。
株売りは株買いに、債券売りは債券買いに、そしてドル買いはドル売りに流れが変わる契機になる。
変動為替相場の世界に所属している以上、過去2年で一方的に嫌われてきた円もそれは例外ではなく、相応の買戻しは期待できる。
為替は「相手がある話」とよく言われるが、その「相手」とは基本的にドルを指す。
だが、その影響度合いは各国の抱える需給構造で当然変わってくる。
日米金利差縮小や需給改善はどちらかと言えば円高方向を支持するだろう。
しかし厳密にいうなれば、24年の円相場は「円高は不可避だが、深刻ではない」もしくは「過度な円安」が「穏当な円安」になる程度の認識にとどめておけば良いのではないかと思う。
2024年はドル/円相場の主戦場が「100~120円」から「120~140円」ないし「125~145円」に変化したのかどうかを確認するのではないか。
「米国が利下げしてもこの程度しか円高にならない……」といった現実を知るとすれば、日本経済にとって決して前向きな話ではないが、新しい発見ではある。
引用元:日本経済新聞
アメリカの政策金利の緩和だけでは、そこまで大きな円高にはならないのでは?との見方もある。
【第一生命経済研究所】の予想
長期的な為替レートの水準として参照される「購買力平価(PPP)」と比べると、足下の市場実勢レートは3割強「円安方向」で推移している。
新興国通貨の市場実勢レートはPPP対比で割安な水準にあり、日本円が先進国通貨としての位置づけを保てない場合、足下のドル円水準が中長期的にも維持されるリスクがある。
一方、主要先進国通貨における市場実勢レートとPPPの大幅な乖離は2~3年しか持続しない傾向にある。
先進国通貨としての日本円のポジションが不変である場合、ドル円レートは2024~2025年にかけて120円近辺まで円高が進行する可能性が示唆される。
引用元:第一生命経済研究所
☞ ようは…日本の「円」が世界的に見ても、今の経済的ポジションを維持できるなら、120円付近までの円高が進行する可能性は十分にある。
ただ、これも数年の話で、2025年以降はまた状況が変わってきそうだ…といった内容です。
ドル円は上がる?下がる?当サイトの見通し
今度は、我々の予想を…
【FXの時代】の2024年ドル円は…
- 夏以降アメリカの政策金利を段階的に下げ始める
- 日銀がマイナス金利を緩和する
- 世界的経済が2019年規模に戻り出す
- アメリカ大統領選挙が11月に控えている
- 世界的なインフレの緩やかな緩和
つまり…
これらを総合的に判断すると、夏以降、ドル円は下げ(円高)に転じることが予想されます。
2024年は「円高」相場に転じる
但し、どの金融機関でも共通していたように…
「2024年度中に、2019年の1ドル105~110円ほどの円高までには至らない」という予想には賛同します。
コロナショックやウクライナ情勢のような、世界的なパンデミックが起こらない限り、急激に円高に振れるようなことはまずないでしょう。
しかし、全体の相場感としては「円高に振れていく」(下げ相場・売り相場・ショートレンジ)ことは間違いない予想です。
アメリカ大統領選に注視が必要
気になるのは11月に行われる「アメリカ大統領選挙」。
トランプ氏の再選が噂されていますが、もしもトランプ氏が再びアメリカ大統領となれば、日本にどのような影響を及ぼすことか…。
ドル円に直接的に反映されないにしても、国策として動かざるを得ない事象が起こったり…
日米間に緊張が走ったりすると、再びジワジワと相場が崩れる可能性もあります。
仮にトランプ氏が再選されれば、大統領決定後も当面の間、ドル円相場に注目せざるを得ません。
【シミュレーション】もしもドル円が上がったら…下がったら…
ではここからはドル円が今後、上がったら…下がったら…どれだけの利益が見込めるか…
をシミュレーションしてみましょう。
このままドル円が「上がって」いったら…
【シミュレーション①】もしもドル円がこのまま1ドル160円まで上がったら…
2024年1月現在で1ドル148円のドル円が、このまま150円…160円と上がっていったとします。
仮に、1ドル148円が、160円まで上がったとしましょう。
「DMM FXで取引・通貨数量10万通貨・レバレッジ25倍・ドル円取引」という条件では…
10万通貨 × 148円 ÷ 25(レバレッジ)= 592,000円の必要証拠金が必要です。
※ 1万通貨の場合は ÷10 = 59,200円となり、すべての数値を「÷10」すれば算出できます
証拠金592,000円以上の入金をして、10万通貨をドル円(1ドル148円)に投資しました。
1ドル160円になったとして…
12円の上昇は、pipsでいうところの1,200pips(1pips = 0.1円)。
10万通貨の1pipsは1,000円の利益ですから…
1,000円 × 1,200pips = 120万円の利益になります。
また、1ドル148円が160円に至るまで2週間かかった場合は、そこにスワップポイントが加算され…
1万通貨で220円(DMM FXでは)として、10万通貨で1日2,200円。
2週間(14日)で、2,200円 × 14日分 = 30,800円のスワップポイント利益
値幅(pips)の利益 120万円 + スワップポイント利益で約3万円 = 123万円の利益となります。
【シミュレーション②】もしもドル円がこのまま1ドル170円まで上がったら…
また、1ドル170円までレートが上昇したとすると…
1,000円 × 2,200pips = 220万円の利益となり、170円になるまで3ヶ月を要したとすると…
2,200円 × 90日 = 198,000円のスワップポイント(一律220円だった場合)の利益
つまり、値幅(pips)の利益 220万円 + スワップポイント利益 19.8万円 = 239.8万円の利益となります。
最初の投資額は、必要証拠金の592,000円(10万通貨の場合)ですから…
- 1ドル160円の場合は…207%の利率
- 1ドル170円の場合は…405%の利率
どちらもなかなかの数字になりますね。
「買い」ポジションの場合は、目標レートまでの日数に応じてスワップポイントが付与されるので、さらに利益率は高くなります。
このままドル円が上がり続けてくれると、なかなか魅力的ではありますね。
このままドル円が「下がって」いったら…
次に、1ドル130円までレートが下落したことを想定してみましょう。
※ 条件は先ほどの【シミュレーション①②】と同じにして、あくまでもスイングトレード(売買を頻繁にしない)とします
【シミュレーション③】もしもドル円が1ドル140円まで下がったら…
「売り」ポジションで入る場合も、必要証拠金は同じく、10万通貨で592,000円です。
変わってくるのは、値幅(pips)とスワップポイントのマイナス分。
1ドル148円が140円にまで円高が進むと…
1,000円 × 800pips = 80万円の利益となり、140円になるまで1ヶ月を要したとすると…
2,300円 × 30日 = 69,000円のスワップポイントのマイナス(損失)
※ マイナススワップをドル円 = -230円として
値幅(pips)で80万円の利益なので、-6.9万円 = 73.1万円の利益となります。
【シミュレーション④】もしもドル円が1ドル130円まで下がったら…
1,000円 × 1800pips = 180万円の利益となり、130円になるまで6ヶ月を要したとすると…
2,300円 × 180日 = 414,000円のスワップポイントのマイナス(損失)
合計(相殺)して…約138.6万円の利益となります。
同じく最初の投資額は、必要証拠金の592,000円(10万通貨の場合)ですから…
- 1ドル140円の場合は…123%の利率
- 1ドル130円の場合は…234%の利率
1ドル148円から「売り」で入って、140円・130円まで値幅(pips)で利益が取れれば、スワップポイントのマイナスは痛いものの…
しっかりと利益率は取れるシミュレーションになりましたね。
よほどのことがない限り、1ドルが180円…200円…にまで上昇することはないと予想すると…
現時点から「売り」ポジションで、長めに保有することも案外、賢い選択なのかもしれませんね。
円高に触れたら…デイトレでコツコツ稼いでいくのもアリ
先ほどのシミュレーションでは、短期売買はせずに、ポジションをある程度の期間保有する…といったものでした。
これからレートが上がっていくのであれば、スワップポイントの利益は魅力的ですが…
当サイトも含め、多くの機関投資家が「ショートレンジ(売り相場)」を予想しています。
そうなるとマイナススワップはもったいない…と思ってしまうトレーダーもいるはずです。
そういった方は、デイトレでマイナススワップの影響を受けないようにする手法もあります。
天井を見分けるためのテクニカル指標
全体的には下げ相場に転じるとしたら、デイトレでも基本的には「売り」で入ります。
ですが、チャートの天井を見極められないと短期売買の場合は、損切り貧乏になる可能性もあります。
では、天井はどのように見分けるのでしょうか?
【天井を見分けるテクニカル指標(チャート分析)】
- 連続大陽線
- ヘッド&ショルダー(三尊天井)
- ダブルトップ
- 三羽ガラス
- 上放れ十字線
- つつみ線
といった手法で天井は見分けることができます。
一目瞭然の「4時間足ロング上ヒゲ」
が…
一番手っ取り早いのは「4時間足ロング上ヒゲ」です。
ドル円に限らず、多くの通貨ペアの4時間足を見てみると…
長い上ヒゲ…長い下ヒゲ…でトレンド転換していることが多いのです。
だいたい時間にして、20時~24時までの4時間足でそのヒゲが出現していることが多いのですが…
アメリカ経済指標は、だいたい21時~23時までの間に発表されることが多いので、そこで大きくトレンドが変わったりします。
もちろん、必ずそうなる…とは言い切れませんが…
高確率で「4時間足ロング上ヒゲ」が出現すると、その後はしばらくの間、下げ相場に転じることが多いです。
「4時間足ロング上ヒゲ」のデメリット
ただ、この手法にもデメリットがあります。それは…
出現するまで「とにかく待つ」しかないところです。
この「4時間足ロング上ヒゲ」は、毎日毎日出現する訳ではありません。
トレンドが大きく転換する時に出現するため…長ければ数ヶ月に1度…
短くても1週間に1度、現れるか現れないか…くらいのペースです。
アメリカ経済指標をチェックし、内容とチャートを照らし合わせながら「4時間ロング上ヒゲ」を待ちましょう。
アメリカ経済指標発表後すぐは飛び乗らない
ドル円取引をするのであれば、アメリカ経済指標の発表は毎度注目するべきです。
この指標次第で、ドル円が大きく変動することもあります。
また、この指標をもとに、FOMCは今後の政策金利を決めているので、とても重要な指標となります。
ただ…
先ほどの「4時間足ロング上ヒゲ」のように、指標発表後に大きくトレンドが転換する可能性はありますが…
発表直後に飛び乗ると…とんでもない損失を被る可能性があります。
発表後はものすごい勢いで上昇したのに…5分後には元値以上に急落した…
なんてことが多々起こります。
なかなか予想通りにいかないこともあるので、指標後はすぐに飛び乗らないことをおすすめいたします。
どんなにトレンドが転換したタイミングであっても、ポジションを取るのは翌朝8時以降でも全然遅くありません。
逆に、相場が落ち着いた翌朝8時や昼12時くらいからゆっくりポジションを取る方が、じっくりとチャート分析する時間をもってエントリーできたりします。
トレンド転換を狙う手法は、ある程度のスパン(期間)で利益を取りに行く手法ですから、焦りは禁物です。
【2024年最新】ドル円は上がるのか?下がるのか?:まとめ
これまでの情報をまとめると…
ドル円は2024年後半には円高方向に進む…のがおおかたの予想です。
理由としては…
- アメリカ政策金利の緩和(縮小)
- 日銀のマイナス金利の解除
- 世界的なインフレ率の軽減
が挙げられます。
大手金融機関は130円までの円高の可能性を示唆していますし…
もしもこの予想が当たれば、多くて20円(2000pips)の値幅が取れるかもしれません。
※ そうなると10万通貨で200万円の利益です!!!
また、注視しておきたいのが、2024年のアメリカ大統領選ですね。
2024年もドル円を含め、世界の通貨ペアがどのような動きをするか…は注目していきたいですし…
世界が、コロナショックやウクライナ情勢、シリア問題のようなことが起こらない1年であることを心より祈っています。
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