まったくのFX初心者がちょこちょこ稼げるようになることは可能なんでしょうか?
例えば、もしFXで月10万円を稼ぐことができれば、副収入としてよりストレスフリーな生活ができることでしょう。
本記事では、FXの初心者でもちょこちょこ稼げるようになるための方法を10のステップにしてわかりやすく解説しています。
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FXでちょこちょこ稼ぐ前に…
まずは、FXの初心者としてちょこちょこ稼げるようになる前に知っておきたいFXの基本についてご紹介していきます。
FXとは?
FXの取引は、2ヵ国間の通貨をペアにして、その通貨同士を売買することで、利益・損失が生じる取引のことです。
1ドル100円で「買った」通貨を、101円で売れば「1円分(100pips分)」の利益に…
1ドル100円で「売った」通貨を、99円で買い戻せば「1円分(100pips分)」の利益。
という仕組みで、FXでは通貨レートを読みながら、買ったり売ったりして利益を得ます。
また、株式投資とは違って、「買い(ロングポジション)・売り(ショートポジション)」の両方をいつでも取引できる点が、株式投資よりも稼げるチャンスの多い投資法となります。
※ 損失はこの「逆」になるので、100円で買った通貨を100円以下で売ると損失になります
※「pips」は通貨レートの値幅単位で、1pips=0.01円(1銭)となります
FX特有の専門用語について
ちょこちょこ稼ぐためにFX初心者はまず、次のようなFXの専門用語についても知っておきましょう。
【FX専門用語:一例】
- スプレッド:「売値」と「買値」の差額(実際には証券会社の手数料となるコスト)
- スワップポイント:取引している通貨ペアの2ヵ国の金利差から生じる差益
- スリッページ:サーバー経由で取引する際に生じる僅かな時間差からくる変動値
- 通貨ペア:取引する2ヵ国の通貨
- レバレッジ:少額で大きな額を動かす仕組み(日本国内では最大25倍まで)
- Lot(取引通貨量):取引の最低ロット数(1,000通貨~・10,000通貨~など)
- 必要証拠金:取引に必要な投資額
- 強制ロスカット:一定の損切りラインを超えた時に自動的に損切りする設定
- 注文方法:成行・指値・逆指値・OCO・IFD注文など
あくまでも一例ですが、FXの専門用語は、取引する以上必ず必要になってくる用語ですので、取引を始める前に知っておきましょう。
FXでちょこちょこ稼ぐには? 初心者でもできる【10ステップ】
ではここからは、FX初心者がちょこちょこ稼げるようになるための10ステップをご紹介していきます。
【FXでちょこちょこ稼げるようになるための10ステップ】
- 自分のトレードスタイルを決めよう
- 通貨ペアを決めよう
- デモトレードで練習しよう
- 少額トレードで取引を開始してみよう
- 損切りをマスターしよう
- 証拠金をどれくらい準備できるかを考えよう
- トレード記録は常に付けるようにしよう
- テクニカル分析を身に付けよう
- ファンダメンタルズ分析も学ぼう
- 勝ちパターンを自分のものにしよう
- 番外編・・・
まずはこのステップに則って、自分のトレードスタイルを確立していきましょう。
では1つずつ解説していきますね。
1.自分のトレードスタイルを決めよう
まずは、ご自身のトレードスタイルを決めるところから始めましょう。
FXの取引は…
- スキャルピング
- デイトレ
- スイング
- 中期・長期トレード
と、保有しているポジション(通貨量)を売却するまでの期間に応じて、大きく4種類の投資法に分かれます。
スキャルピングトレードは、いわゆる「スキャ」や「スキャルピング」と呼ばれるトレードスタイルで、早くて数秒〜数分で売買を繰り返す手法となります。
資金効率がとても良いため、稼いでいるトレーダーの多くはスキャルピングで資産を増やしているケースが多く、短時間トレードで稼いでいる主婦トレーダーも多くいます。
取引をする時間に余裕のある方が対象とはなりますが、テクニカル分析が必須のため、勉強好きに向いている手法です。
保有しているポジションを、日をまたがずに1日のうちにポジションを決算する手法のことで、取引回数は1日で数回の時もあれば数十回の時もあります。
日をまたがないトレードスタイルのため、デイトレもスキャルピングもスワップポイントはもらえません。
スキャルピングやデイトレードはあくまでも自分の監視下でした取引をしないのが特徴で、急な相場変動にも対応ができるため、損失が少なくて済むのもメリットです。
保有しているポジションを数日〜数週間に掛けて決済していく手法で、日を跨ぐことで得られるスワップポイントも視野に入れて利益を狙う手法です。
ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を駆使して、短期間にレートが上がる…下がる…を予測して取引を行うやり方です。
デイトレやスキャルピングよりも大きな値幅が取りやすいのがメリットですが、監視下で取引をする機会も減るため、急変した際の対処法は前もって考えてくべきです。
保有しているポジションを数ヶ月〜数年といった期間で取引を行う手法で、普段あまりチャートを見られない方や、大きくスワップポイントで利益を狙いたい方に向いたトレード手法です。
スワップポイントだけで、月に数万円~数十万円を稼げるため、スワップポイントで不労所得生活を送っているトレーダーは、基本的に中長期トレードで稼いでいます。
但し、多くの通貨ペアではロングポジションでしか高額スワップポイントが設定されていないため、ショートポジションではマイナススワップが膨れてしまうこともあります。
さて、あなたはどのトレードスタイルが自分に合っているでしょうか?
まずは自分がどのトレードスタイルで取引をするか…を決めるところから始めましょう。
目安になるのは、チャートを見れる時間・取引をできる時間が1日にどれだけあるのか?
チャート(テクニカル)分析は得意か?などを自己分析して、自分に合ったトレードスタイルを決めることです。
2.取引する通貨ペアを決めよう
自分のトレードスタイルをだいたい決めたら、次は「通貨ペア選び」となりますが、トレードスタイルに合った通貨ペアがあるので、注意が必要です。
ここでは、トレード手法別に合った通貨ペアをご紹介していきますね。
スキャルピング・デイトレードに向いているのは…
- 1日を通してレート変動があること
- レート変動率が高い(激しい)こと
- 上がる・下がるの予測が付けやすいこと
- スプレッドが狭いこと
こういった通貨ペアが、スキャルピング向けとなります。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- 英ポンド/円
- 米ドル/ユーロ
この4つは世界的にも人気の通貨ペアで、取引高が多いことからレート変動が1日を通して激しいのが特徴です。
中でもスプレッドが狭い(取引コストが抑えられる)、「米ドル/円」が一番取引しやすい通貨ペアとなります。
- 米ドル/円
- メキシコペソ/円
- 南アフリカランド/円
- トルコリラ/円
3.デモトレードで練習しよう
- スピード(成行)注文
- 指値・逆指値注文
- OCO(オーシーオー)注文
- IFD(イフダン)注文
- IFO(イフダン・オーシーオー)注文
- 両建て
- どういった時にどの注文方法で取引をするべきか…
- どの注文方法が、損失を最小限にできるのか…
- どの注文だとリスクを軽減できるのか…
デモトレードは先ほどおすすめした3つの証券会社すべてで取引することができますので、ぜひ活用してみてください。
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4.少額投資でトレードを開始してみよう
デモトレードで練習し、ある程度、FX取引に慣れてきてから実取引を開始しましょう。
但し、初心者は最初は少額取引がベターですが…
少額といっても、100,000円の自己資金は用意した上で「米ドル/円」から始めましょう。
下記表の通り、例えば、5,000円稼ぐのにどれだけのpipsを稼がなければいけないか…をまずはシミュレーションします。
pips/Lot | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
---|---|---|
0.1pips(0.001円) | 1円 | 10円 |
1pips(0.01円) | 10円 | 100円 |
10pips(0.1円) | 100円 | 1,000円 |
100pips(1円) | 1,000円 | 10,000円 |
- 1000通貨で10pips分の値幅を50回取引するか…
- 1000通貨で100pips分の値幅を5回取引するか…
- 10000通貨で10pips分の値幅を5回取引するか…
このどのトレードでも5,000円の利益を狙うことができます。
が…1000通貨で10pipsを50回・1000通貨で100pipsを5回…は毎日トレードするには現実的なトレードではありません。
月10万円(1日5,000円)を稼ぎたいのであれば、最低でも10000通貨分は用意が必要です。
5.損切りをマスターしよう
実取引が始まると、必ず「損切り」or「利益確定(利確)」のどちらかで決済をすることになります。
初心者がなかなかできないのが「損切り」。
FXの取引では、あれよあれよのうちに損失が膨れ上がってしまうこともあります。
どのタイミングで損切りをすれば良いのか…
失敗のもとは「最初に損切りラインを決めていないこと」です。
3%の資金(証拠金)が減ったら損切りしよう…5%減ったら…10%まで減ったら…といった感じで、取引する前に損切りラインを決めておくことがベター。
稼ぎ続けているトレーダーが言うことは皆同じで…「損切りは早めに」です。
損切りをする時は、すごくへこみますし、自信も喪失してしまいます。
が、損切りをせずにどんどん資金が減って、後で取り返しがつかないことを考えると…
損切りを早めにして、損失が出た分は後で段階的に取り返していって、トータルでプラス(利益)にもっていけば良い…
というのが稼ぎ続けているトレーダーの考え方です。
一時的な損失にはなってしまいますが、そこで学ぶことも多いはず。
この損失が勉強代となって、次、またその次の取引で利益につながれば安いものだと思えるトレードを心掛けましょう。
6.証拠金をどれくらい準備できるかを考えよう
取引をするためには、証拠金(資金・元手)が必要です。
では、最初はどれくらいの証拠金が必要なのでしょうか?
【4.少額投資でトレードを開始しよう】でも解説していますが…
少額投資であれば、「取引回数を増やす・pipsを稼ぐ・レバレッジ倍率を上げる」の3つの方法で、利益を狙うことになります。
目安としては(米ドル/円・1ドル100円として)…
- 1000通貨 × 100円 ÷ 1(レバレッジ倍率1倍)= 10万円
- 1000通貨 × 100円 ÷ 25(レバレッジ25倍)= 4,000円
- 10000通貨 × 100円 ÷ 25(レバレッジ25倍)= 40,000円
が必要な証拠金となります。
取引数やpipsを稼げない方は、レバレッジ倍率を上げることで、必要証拠金を下げることができます。
ちょこちょこ稼げる(例えば月10万円)ようになるためには…
- 10000通貨でレバレッジを25倍にする
- 必要証拠金を(米ドルを10000通貨分は最低限)準備する
- 米ドル/円で10pipsを1日5回取引する
これがより現実的な稼ぐ方法と言えます。
7.トレード記録は常に付けようにしよう
FX取引をすると、自分が予測していたのと違った結果になってしまい、予想もしなかった結末になってしまうこともあります。
- なぜそこでポジションを取ったのか?(買ったのか?)
- なぜそこで決済をしたのか?(売ったのか?)
- なぜ利益を出せたのか?
- なぜ損失が出てしまったのか?
を必ず自分なりに記録に残し、定期的に見直すことで、同じ過ちを繰り返さないで済む確率が高くなります。
またその記録があなただけのデータとなり、そのデータがヒントになって、勝つための傾向が見てくることも。
トレード記録のクセを付けることで、自分を律することにもつながるため、冷静な取引ができる…との声もあります。
初心者のうちは、FX取引ノートをそばに置いて取引を始めるようにしましょう。
8.テクニカル分析を身に付けよう
FXのチャートは、テクニカル分析がかなり当てはまる確率が高いです。
- 移動平均線
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド
- RSI
- MACD
など…テクニカル分析を追求するとキリがないほどの種類や手法があります。
すべてを覚える必要はありませんが、FX証券会社の取引画面でもよく目にする…
- 移動平均線
- RSI
- MACD
くらいのテクニカル分析は理解していて損はありません。
「移動平均線」とは、レートの値(終値)の平均値を結んだものです。
- 上向きなら上昇トレンド(ロングレンジ)
- 下向きなら下落トレンド(ショートレンジ)
このように、相場のトレンドをパッと見で読み取ることができるため、初心者でもわかりやすいテクニカル指標です。
移動平均線でトレンドが変わる(トレンド転換)ことも多く、移動平均線で反発することも多々ありますので予測が付けやすい指標でもあります。
RSIは「Relative Strength Index」の略で「相対力指数」という意味になります。
市場において現在のレート・値が「買われすぎ」か「売られすぎか」を相対的に表した指標のことです。

FX 初心者 月10万円
引用:auじぶん銀行
数値は0~100で表され、一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。
ポジションを取る時や、決済ポジションの判断材料となることが多いです。
MACDは「Moving Average Convergence Divergence」の略で移動平均線の応用版です。
MACDは「MACDライン」と「シグナルライン」の2本のラインを使って現在のレート・値の方向性を読むための指標で…

FX 初心者 月10万円
引用:auじぶん銀行
基本となる線である「MACDライン(ピンク線)」が右肩下がりで、その移動平均線「シグナルライン(青線)」が「MACDライン」より上にある時、相場は「弱い」と判断します。
その後、MACDラインの調整がなだらかになり、シグナルラインを上抜けると、買いのタイミング(ゴールデンクロス)と判断ができます。
MACDラインが右肩上がりで、シグナルラインを上回っている時は相場が「強い」と判断します。
その後、MACDラインの上昇がなだらかになり、シグナルラインを下抜けると、売りのタイミング(デッドクロス)と判断ができます。
9.ファンダメンタルズ分析も学ぼう
ファンダメンタルズ分析は中長期トレードをする上で、レート予測に必要になってきます。
例えば…
- アメリカFOMC理事の発言
- 日銀総裁の発言
- 政策金利の発表や変更
などの、要人発言によって通貨やレートは大きく変わります。
これまで円安だった流れが、一転して円高にトレンド転換するほどの影響力と爆発力があります。
また、ここまで大きな影響はないにしても…
- 消費者物価指数
- 失業率
- 各国のGDP成長率
- インフレ率
などの経済指標の発表も、レート変動の重要な要素となります。
こういった発言や指標を常にチェックし検証することで、今後のレートの予測を立てて中長期トレードの参考にします。
10.勝ちパターンを自分のものにしよう
FXで月10万円を稼ぐためには、自分の勝ちパターンを確立することです。
- どのパターンで勝率が高いか…
- どのパターンで負け確率が高いか…
- どの通貨ペアと相性が良いか…
- どのトレード手法が自分に合っているか…
- どのテクニカル分析がハマりやすいか…
こういった自分パターンを確立できると、かなり勝率が上がってきます。
勝率が徐々に上がってきたら、証拠金を上げたり、レバレッジを上げたりして、より効率よく資金を増やしていくようにしましょう。
番外編:自動売買も一つの選択
FXで月10万円を稼ぐためには、自動売買の活用も選択肢の1つに入れてみても良いでしょう。
自動売買は、今回おすすめした証券会社の【松井証券FX】・【外為オンライン:iサイクル2取引】・【みんなのシストレ】で利用ができる上に、特別な知識がなくても初心者でも始められます。
実は、自動売買には自動売買向けの通貨ペアもあります。
自動売買はレンジ相場(一定幅で値動きを繰り返す相場)で利益が出やすいとされているため…
長年にわたってレンジ相場が続いている通貨ペアが狙い目です。それが…
- 豪ドル/NZドル
- 英ポンド/ユーロ
の2つの通貨ペアです。
どちらも隣国同士の通貨ということもあって、経済状況が似ていることが多いため、通貨レートも似た動きをしやすい傾向にあります。
こういった通貨ペアを狙うことで、自動売買でも月1万円でも稼げるようになると、もっと楽に月10万円を稼ぐことにもつながりますね。
FXでちょこちょこ稼ぐために 【リアルシミュレーション】
ではここからは、FXでちょこちょこと、月10万円(1日5,000円)を稼ぐためのリアルなシミュレーションを解説していきますね。
【シミュレーション①】デイトレで月10万円(1日5,000円)を稼ぐ
まず、1日5,000円を「ドル/円(1ドル100円として)」のデイトレ(スキャルピングでも可)で稼ごうとした時のシミュレーションです。
※ レバレッジは少額取引でできるよう「25倍」で設定してみましょう
10000通貨・レバレッジ25倍で設定した場合の必要証拠金は…
10000通貨 × 100円 ÷ 25 = 40,000円となります。
10000通貨の場合、10pipsで1,000円の利益となるため、1日5,000円稼ぐには50pipsの値幅が必要となります。
10pips(0.1円) × 5回取引 もしくは、25pips(0.25円) × 2回取引…くらいが現実的な取引回数でしょう。
【シミュレーション②】スワップポイントで月10万円(1日5,000円)を稼ぐ
では次に、月10万円を「ドル/円(1ドル100円として)」スワップポイントで稼ごうとした時のシミュレーションです。
2024年1月のドル/円のスワップポイントは、平均して10000通貨当たり220円です。(DMM FXの場合)
10万円 ÷30日 ÷ 230円 × 10000通貨 = 145000通貨
145000通貨 × 100円 ÷ 25倍 = 580,000円が必要証拠金となります。
58万円の証拠金で月10万円のスワップポイントを稼ぐことができる結果となりました。
シミュレーション①とは違って、スワップポイントだけで月10万円を達成しようと思うと、それなりの証拠金が必要になってきます。
しかし、日々の取引をする必要がないので、資金に余裕のある方は、銀行に預けておくことを考えると利率としては悪くない投資と言えるでしょう。
スワップポイントでちょこちょこ稼ぐ
ちょこちょこ稼ぐためのFX自動売買シミュレーション
FX自動売買でちょこちょこと、月10万円を稼ぐためには、どれくらいの入金額(必要証拠金)がいるのでしょうか?
自動売買の場合、先ほどの短期トレードや、スワップポイントと少し計算方法が変わってきます。
自動売買はpipsの値幅から逆算する
自動売買で利益を得る一番大きな要素は…最初の売買設定でどれだけのpips(値幅)を取るか?です。
月に10万を稼ごうと思うと…
100,000円 ÷ 100円 = 1,000回(10,000通貨で1ヶ月に1pipsの変動を1000回取引して達成する計算)
1日当たり約50回分、1pipsの変動取引をする計算になります。
これを基準に…
- 5pips(0.05円)の変動取引を月200回(1日10回)
- 10pips(0.1円)の変動取引を月100回(1日5回)
- 20pips(0.2円)の変動取引を月50回(1日2.5回)
といった感じに、おおよその概算利益シミュレーションをした上で、この値幅に当てはまりそうな通貨ペアを選びます。
自動売買はレンジ相場の通貨ペアが稼ぎやすいので…
- 豪ドル/NZドル
- ポンド/ユーロ
のような、長期にわたってレンジ相場が続いている通貨ペアを選びます。
自動売買に必要な最低入金額は?
例えば、豪ドル(1ドル90円)であれば、10,000通貨でレバレッジ25倍で…
10,000通貨 × 90円 ÷ 25 = 36,000円の証拠金が必要になりますが…
レバレッジ25倍は急変した際に、すぐにロスカット対象となってしまうため、放置を基本とした自動売買には向いていません。
なので、入金額を上げて「実質レバレッジ」を10倍くらいに設定することで、ロスカット対象にできるだけならないやり方をすると…
豪ドル(1ドル90円)・10000通貨の場合…
36,000円 ÷ 25/10 = 90,000円の入金をして、10,000通貨で運用することで、実質レバレッジは10倍となります。
本来であれば、長期保有する場合のおすすめレバレッジ倍率は3倍と言われているので、もう少し余裕をもって、10万円くらいの入金があればひとまず安心でしょう。
☞【自動売買の目安入金額】:取引したい通貨ペアのレート × 1000以上
と覚えておいて良いかもしれませんね。
※ 但し、証券会社によって自動売買のレバレッジ設定が異なりますので、あくまでも目安入金額と思ってください
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初心者が陥りやすいFX取引の落とし穴
最後にFX初心者が陥りやすい落とし穴について解説しておきましょう。
FXを始めて間もない頃には…
- 短期で利益を狙いすぎて高額投資になってしまう
- 根拠のない取引をしてしまう
- メンタルコントロールができていない
この3つの落とし穴に陥りやすい傾向がありますので、注意が必要です。
では1つずつ見ていきましょう。
短期で利益を狙いすぎて高額投資になってしまう
月10万円やそれ以上の利益を目標にするFX初心者が陥りやすい失敗の一つは…
一度に10万円の利益を狙いすぎるあまり、一気に高額投資・大口投資してしまうことです。
今回紹介したシミュレーションでは、あくまでも積み上げ方式で利益だけを計算してきましたが…
実際に取引をしてみると、損切りをせざるを得ない時も出てきます。
まずは少額投資で、チャートをじっくりと見ながら早めの損切りを心掛けましょう。
FXは短期で一気に稼げる投資方法ではなく…コツコツと利益を積み重ねて、結果的に大きな利益を狙う投資方法です。
また、取引前に適切なリスク管理(損切りラインの設定)をして、許容できる範囲内での取引をするようにしましょう。
根拠のない取引をしてしまう
また次に、市場分析に基づかない取引…つまりは、根拠のないポジション取りは避けるべきです。
FX取引は本来、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析をしっかり理解し、それらに基づいて戦略(上げ下げ予測)を立てることが重要なんですが…
それもしないで「なんとなく」…。。。
これは投資ではなく「運任せ = ギャンブル」です。
あくまでもFXは、勝率を上げるための戦略をしっかりした上で、根拠を持ってポジションを取ることです。
初心者は知らず知らずのうちにギャンブル化してしまうことが多いので注意が必要です。
メンタルコントロールができていない
そして最後、3つめはメンタルコントロールの重要性です。
感情に流されず、客観的なデータをもとに判断することが、FX取引で月10万円以上を稼ぐための鍵となります。
ストレスに強いメンタリティを養い、冷静な判断を下せるよう心がけましょう。
例えば…損切りしたから、次の取引で元を取ろう…。この考え方こそ危険です。
FX取引は、常に冷静に判断し続けることが大切で、損切りした分を1回で取り戻そうというのは、冷静に考えて難しいことです。
損切りをした直後は、しばらく席を立って(スマホから離れて)、一度冷静になってから取引を再開するようにしてください。
取引で損失を出したときに冷静さを保つことは難しいですが、心のダメージを防ぐためには、取引記録をつけることも有効です。
成功体験だけでなく、失敗からも学び、次の取引に活かしましょう。
FXでちょこちょこ稼ぎやすい! おすすめFX証券会社TOP3
最後に改めて、おすすめFX証券口座のおさらいです。
- 人気がある(口座開設数者が多い)
- 評判が良い(現役トレーダーからの評価が高い)
- スプレッドが狭い(取引コストは抑えるべき)
- デモトレードがある(取引の練習は必須)
- サポートが手厚い(サポートがあると安心)
といった点を重視することで、短期取引の利益率を上げたり、特にFX初心者は取引を楽に進めることができます。
今回おすすめするFX証券会社は…
【DMM FX】をおすすめする理由
まず一番におすすめしたいのは【DMM FX】。その理由は…
- スプレッドが業界最狭水準
- スワップポイントも業界トップクラス
- 口座開設まで最短30分と業界最速
- 証券会社の中で口座開設者数No.1
- サポートの充実
スプレッドやスワップポイントが高設定というのはもちろんのこと、何よりも人気であること。
また、口座開設までの早さ「最短30分」は他証券会社では見受けられない大メリットと言えるでしょう。
初心者からベテラントレーダーまで、幅広いユーザーに人気のバランス型FX証券会社といえます。
通貨単位が10,000通貨からなので、本格的にFXでも月5万円…10万円以上を稼いでいきた方は【DMM FX】を選んで間違いないでしょう。
【松井証券FX】をおすすめする理由
次におすすめしたいのは株式トレーダーからも手数料が安いと評判の老舗証券会社【松井証券FX】です。
松井証券FXの特徴は…
- 初心者から上級者まで使いやすい自動売買システム
- 取引通貨が1通貨から始められる
- 業界最少ともいわれるスプレッドの狭さ(低さ)
松井証券FXには1通貨から取引ができてレンジ相場に強い「リピート型注文」自動売買システムが搭載されています。
自動売買だけで確実に月10万円稼げるか…と聞かれると、断言はできませんが…
普段チャートを見たり、取引する時間があまりない方などは、自動売買を上手く活用することも戦略としてはアリではないでしょうか。
【外為オンライン】をおすすめする理由
最後におすすめしたいのは【外為オンライン】(iサイクル2取引)です。
自動売買システムの中でも後発組ということもあって、相場感に合った取引を自動で調整してくれます。
また、外為オンラインの「iサイクル取引2」は、自動売買利用者は国内No.1
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また、スワップポイントも高いため、自動売買での長期保有(買いの場合)で副収入も得ることができます。
※ 自動売買にはロスカット設定があるので、多めの入金をお願いいたします。(目安は10万円以上です)